トレーニング編⑦
本日3回目の更新です。
更に、もう終わりと言っておきながら最後にまだありました笑
いえ、残りの下書きをまとめて、なるべく短くしようと思いました。
『お客さんを自慢したい』
本当にお客さんに足を向けて寝られないくらい、今回の大幅な料金変更に対して、深くご理解いただいて感謝の念が絶えません。
そのようなお客さんに何を以ってお返しすべきかと言えば、トレーニング編、グルーミング編、そしてこの次の医療編と合わせて、総合的にお客さんを「セミプロ」にしていくこと、そして料金や方針だけでなく、知識も技術も私が負けてしまうほど、けれど仕事にはしていません、そういったセミプロにすることが一番のお返しのような気がしています。
もちろん、「〇〇さんちの子」について、またその子の疾病に関しては現時点でもお客さんには敵いません。
ですが、「自分のうちの子」だけのプロと全犬種(もしくは一部犬種を除く)に広くアプローチできるプロとは違います。
犬のスタンダードを学べば、その犬種の作出された経緯を知れば、視野も広がります。
「先代の子(シーズー)はこうだったのに、この子(ジャックラッセルテリア)はこうなのよー」
なんてのは、犬種が違えばこそ全く別の見方をしてあげる必要も出てきます。
どのように日々のお手入れをしようか
どのように日々の生活をしようか
どのような怪我、病気を考えて食事、運動を考えようか
あの子はちょっと、なんであんな事してるの?ではなく、そのような犬種だからと思える
そのようなことを飼い主さんが、全部ではなくてもある程度でも理解が進めば、それはこのお店が出来る最高の恩返しかと思います。
極端なことを言えば、実は犬の仕事をしていて「我々が居なくなればそれが一番だ」と考える人もいます。私もその一人です。
トリマーが居なくなれば、それは飼い主さんが自分で日々のお手入れを出来るようになった証。
訓練士が居なくなれば、それは飼い方に問題を解決できる力が備わった証。
獣医がいなくなれば・・・良いな、って言ってる獣医さんには会ったことがありませんが笑。それでも、「金くれ。みんな病気になれ」と思う人は少ないでしょう。(意味深)
そして、プロが居なくなるわけでなくても、現在ご利用中のお客さんが、トリマーに対して「こんな毛玉になっちゃって、ごめんなさいね」とか言わなくて済むのって最高じゃないですか。
私の今よく感じている思いは
「こういう事なんですよー」って話すことではなく
「〇〇殿、本日も私がやるまでもなくお綺麗でございますが、それでもお仕事を頂戴してよろしいのでしょうか(土下座のまま喋り続ける)」
という未来が良いな―って。
私たちは「〇〇さん?凄い良い意識で犬と生活してるでしょ?うちの店を使ってくれているお客さんです(ドヤァ)」
と言いたいですし、そればかりでなく私たちももっともっと勉強をして
「うちはフルーツ(キラキラ)に行ってるのよ(オホホホホホホ)」
と言ってもらえるような良い店にしたいです。
ですから、まずは私たちがもっともっとスキルアップしますから、どんどん受け取ってください。
「ほーん(ハナホジ)高けぇ。じゃあ良いわ。ほなサイナラ」とか言ってたような人がうらやんで、まぶしくて憧れるようなお店にしていきたいですね。
このお店を使えば、犬がキレイになって帰ってくるだけでなく、我々が人生をかけて感じたり向き合ってきたこと、有料のセミナーを受けてきたノウハウまで何でも教えてもらえちゃう。
そんなお店であれば、自然とお客さんも輝いちゃうでしょ!
って、このお店が無くなる時まで求め続けていきます(貧弱な力こぶ)
堂々と自慢し合えるお店とお客さん
素敵です!
今は「ちょっと足りないのよフルーツは」だと思いますが、この成長意欲は凄いものがありますよ。
私の成長意欲は、介護疲れの睡魔と同じくらいだと思います(分かりにくい)
では、トレーニング編は本当にここまでにして、出来れば今日中に医療編も少し進めていきたいと思います。