医薬品と医薬部外品
皆さん、駆虫剤は医薬品をお使いですよね?
医薬部外品は「当店では」駆虫しているとは認めておりません。
と...なんぞや?という方もいらっしゃるかと思いますので今日はそんな記事です。
フロントライン、ネクスガード
(写真の©️が不明なので割愛( ˇωˇ ))
この名前を聞いたことがあるでしょうか。
駆虫剤として有名ですよね。
当店では、ご利用の際のお願いとして、「医薬品での駆虫」をお願いしておりますが、中には気づかないまま「医薬部外品」を使っている方もいるようです。
よく分からない製品を、ホームセンターで買えたからと言って使用しているような場合ですね。
医薬品と医薬部外品、何が違うのか。
有効成分の含有量が「お医者さんだけが扱っていいよ」のラインにあるかどうか(大雑把に。細かい指摘があったらすいません( ˇωˇ ))
稀にですけど、ホームセンターで買ったという方もいらっしゃいますが、「当店では」医薬品=獣医の処方の物での駆虫をご利用のお約束にさせていたたいております。
正直効果は差があるのに値段に差がない(医薬品1000円~1500円個体差により。医薬部外品およそ800円など商品により)のですが、確かに数百円の差は大切なお金ではありますが、愛犬の命にも繋がります。
また、複数の犬が集まるので、他の方へのマナーとしても医薬品をお願いしております。
首に垂らす液体のフロントラインは、使用からおよそ48時間かけて吸収されて効果を全身に届けるので、シャンプー予定の3日前以上にするか、シャンプー後にするか。
食べるタイプのネクスガードは、縛りはありません。(トリミング中の事も考えて、予約の3時間前には食事を終えておくのはネクスガードだけでなく食事全てに言えることです)
ノミであれば当店はその場でお返しになります。
ダニも数にもよりますがあまりにも酷い場合はお返し、そうでなくてもお返しになる場合もあります。
下積みの頃はダニならカンシでぶっこ抜いて、ノミなら悠久の時を使い捕獲してましたが( ˙ ˡ̼̮ ˙ )今はやりません。
ノミもダニもヒトに害をもたらします。
最悪の場合はマダニによるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)で死者も出ていますね。
命が数百円の差で買えるなら、全ての飼い主さんがそうあって欲しいと思います。
また、近年ではネットで販売もされています。
個人的にはあまりおすすめは出来ません。
体重により処方される物が変わりますし、体の状態によっても獣医さんの判断は大切です。
ですが、まあ、あくまでも個人的には、ということにしておきます。
4大予防と呼ばれる
ノミダニ予防
フィラリア予防
狂犬病予防
混合ワクチン
ノミダニは愛犬と他人と他人の愛犬を守るもの。
フィラリアは愛犬を守るもの。
狂犬病は言わずもがな、義務。
混合ワクチンについては...「当店では」、老犬やアレルギーによる副作用のある子を除いて3年に1度の確認をさせていたたいております。
まだまだ寄生虫が元気な季節が続きます。
自衛とマナー。
両面から、ぜひご理解の程よろしくお願い致します。