dhfruitsの店長の素直な考え

お客さんと話す上では、相手のことを考えた発言をすべきです。でも、そこで伝えきれない本音もたまーにあります。そこまで含めて書くためのブログ。

トレーニング編⑥

早速本日2回目の更新いきます。

ただの記事をいかに今回の料金アップに関連して伝えられるか、思っていても文字にするのはなかなか難しいですね。頑張ります。

 

『社会性と社交性』

これもいままでにお伝えしてきたことになりますが、関連付けを説明したいと思います。

 

まず初めての方用におさらいですが、社会性と社交性の違いは、

「社会性」初めての相手に対してどのように接していくか

「社交性」人、犬などが好きとかそんなもん

 

こんな説明でいいんですかね・・・いや、長くなるよりこれくらい雑で良い気がします。

 

お店である事例として「うちの子は大人しいから」→「いや、ハンパねえっす!」

これは、「社交性があるから」→「社会性は無いっすね!」ってこと。

 

それとは逆に「この暴れん坊が・・・」→「めっちゃ大人しいっすね」

これは「内弁慶(終)」

 

このように、社会性と社交性を間違って捉えてしまうと、トリマーさんの

「いや、大人しいなんてのはありませんでした」

「いえ、ぜーんぜん大丈夫、良い子でしたよ」

 

という、お客さんの知っている「うちの子」とは違う感想文を返されることになるのです。

 

ですので、参考にはなるのでたくさんお話を聞かせていただきたいのですが、それをそのまま体現する子も多くはなく、まったく違った評価をカルテに記入するなんてことがあるわけです。

 

例えば当店の料金システムは犬種によって固定ではなく、固体によって、またその時の状態によって変動します。

 

通常1万円と目安にしている子でも、あまりにも毛量が少なかったりカットのやりやすい子で、しっかりと向き合っても早く終わる。

そのような子は目安よりも低い基本料金を設定するわけです。

 

そこに、「美容」の毛質、体格などではなく、「トレーニング」に部類されるその子の性格や行動を加味することで、場合によっては加算が生じるわけです。

 

なんで目安より高いのよ!と言われても、「うちの子は〇〇だから」と、自宅でのその子がそのままその他の場所でも同じと思われる方には非常に不満のある料金体系かと思います。

 

実は顔周りが物凄く嫌がりであれば、刃物を使う危険性を考えれば必要な技術も、あってはならない最悪の場合の補償も考えれば、それは十分な加算要因です。

 

ただし、当店はずっと「嘘を言わない」ことをしてきました。

 

大変だから加算、あまりにも楽だから減算、出来なかった所は、怪我をさせた所は正直に伝える、そうやってきましたので、今ブログをご覧のお客さんは、それも良いと思う一つの理由と感じてくれているかな?と思っております。

 

「なんだよ、怪我って言うから驚いたけど、こんなん言われなきゃ気付かないし、言われても気にならないよ」と言われたこともあります。

 

トリマーの中では「爪切りの出血は仕方ない」ととらえる人もいるようですが、それは立派な???怪我です。

まあ、爪切りの出血なんぞ新人のうちしか起こしませんが、それでも、それが当たり前のように感じてしまうのは非常に恐ろしいと思います。

 

料金設定をする際には、こういった社会性や社交性などの内面も含めて設定しているため、お電話でのお問合せに対して明確な数字をお出しできないのです。

 

今回はここまで。

次回からはトレーニング編はもう書かなくてもいいかな?(下書きではまだ半分の項目ですが笑)

あくまで料金が大幅に上がったことの理由を納得していただければという思いで書くのが今回のブログですので、それのみを書いていこうと思います。